シニア・パートナー

劉至芳

学歴

テキサス大学オースティン校法学修士
国立台湾大学学際統合法律学研究所修士
国立成功大学建築学科学士

主な取扱分野

資格・登録

台湾

使用言語

中国語 / 日本語 / 英語

経歴

環太平洋法曹協会(IPBA)国際建設プロジェクト委員会副議長 (2020.7〜2024.6)

台北律師公会エネルギー法委員会委員

フォルモサンブラザーズ法律事務所弁護士

群展國際法律事務所弁護士

主な案件実績

劉至芳弁護士は、10年を超える執務経験があり、英語、日本語に精通し、成功大学建築学部学士及び米国テキサス州立テキサス大学オースティン校法学修士の学位を取得しています。国内外の企業の投資やM&A活動をサポートした経験が豊富で、近年は、各種の再生可能エネルギー開発プロジェクトへのサポート、ベンチャー企業に対するビジネスモデル、資金募集及び日常の運営に関する助言を行っています。また、工事及び建設業に関する法律に精通しています。

劉弁護士は、長年にわたり、国内外の企業顧客のために、取引の枠組みの考案や、各種の国際取引に関する文書の作成、ビジネス交渉に携わってきました。これまでに担当した投資やM&Aのターゲットの業種は、国内外の小売業、製造業、スポーツ用品業、サービス業、金融業、再生可能エネルギー産業、メディア業、通信業、ソフトウェア業、ゲーム産業及び食品業など幅広く、多くの複雑な国際ビジネス取引の成功に貢献しています。また、多種の産業における法務デューデリジェンスの経験も豊富です。得意分野は、取引の枠組みの考案、各種取引文書の策定及び交渉で、顧客に全面的、具体的かつ実施可能性のある取引の戦略及び法律上のアドバイスを提供するだけでなく、顧客の特殊なニーズに応じて、取引の障害について新しい解決策を提供することに長けています。

劉弁護士は近年、オフショア風力発電、地熱発電及びソーラー発電などの再生可能エネルギーの開発プロジェクトにつき、クライアントをサポートし、そのために海外の法律事務所と提携し、開発プロジェクトの進行中における投資、持株取引、施設の設置及びエネルギー関連法規に関する助言を提供しています。また、その他の再生可能エネルギー産業のサプライチェーンにおける業者に対しリーガルコンサルティングサービスを提供したこともあります。その他、国内外のベンチャー企業に対し、営業拠点の設立、ビジネスモデルの構築及びコンプライアンスに関し、様々なサポートを提供した経験が豊富で、クライアントから厚い信頼を得ています。

また、劉弁護士は、長年にわたり、国内外の建設業者、コンサルティング会社及び建築士事務所の依頼を受けて、契約条項に関する交渉、契約履行関連争議の解決に携わっております。現在、環太平洋法曹協会(Inter Pacific Bar Association、IPBA)国際建設プロジェクト委員会副議長を務めています。

著書・論文

  • 「元請工事契約の重要約款:FIDICシルバーブック、イエローブックを中心に」,元請工事契約の理論と実務、25~44頁(中華民国仲裁協会, 2024/04)
  • 「契約履行期限及び履行遅延」、工事法律実務研析(五)-建設工事契約条項の比較分析、頁233~263(元照出版有限公司, 2009)
  • 「EUのCBAM制度の申告、証憑及び排出量の計算規範を浅く語る」,月旦律評、第22期、18~26頁(元照出版公司, 2024/01)
  • 「監造契約の延長」、工事法律実務研析(四)、頁51~72(元照出版有限公司, 2008)

関連情報

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