当事務所のマネージングパートナーである呉詩敏弁護士は、台湾工程法学会(TSCL)の招聘を受け、2025年11月4日に開催された「建設法務セミナー」において、「迅速な紛争解決手段はあるか?」というテーマのパネリスト(与談人)を務めました。

呉弁護士は席上、「紛争処理手続にはそれぞれ一長一短があり、絶対的な良し悪しはありません。当事者にとっての選択肢を最大限に残すことこそが、実質的には当事者に最大の手続的保障を与えることになります」と述べました。

また、具体的な提言として、主管機関に対し、調達契約の雛形(モデル契約書)における紛争処理のデフォルト(既定)の選択肢の一つとして「仲裁手続」を明記することを推奨しました。当事者が別途「仲裁合意」を締結することを不要とすることで、当事者が仲裁を選択する際の心理的ハードルを効果的に下げることができるとの見解を示しました。

© Copyright – 有澤法律事務所 | designed by Morcept